DYLAN MARTORELL MADE AN INSTRUMENT OUT OF CHOPSTICKS AND POTATOES

ハシとポテトで楽器を作った男、 Dylan Martorell

INTERVIEW BY BRIONY WRIGHT



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Vice:オーストラリアではキミの作品は複雑な線画で有名だけど、メインで描いてるのはこういう絵なの?
Dylan Martorell:
別にそういうワケじゃない。ボクのこれまでの個展で絵画を展示するコトはあまり多くなくて、展示のほとんどがビデオやサウンドアートを中心としたモノなんだ。ずっと絵を描いてるから、たまにはちがうコトをすると気分転換にもなるしね。最近の個展に出品した『Umbel Ballits』という絵はボクのいつもの複雑系の絵で、それだってなにもテキトーに描いたってワケじゃないんだ。楽譜を図形に置換したモノで、数学と音楽を厳格なルールの下に掛け合わせている。ヘタに自由な選択肢がない上、明確なガイドラインや規則があるのがイイトコなんだ。

へぇ、じゃあこの絵って実は曲になるんだ?
そうなんだよ。タテの線が時間を表してて、ヨコの線が周波数を表してる。楽譜からボクがそのまま絵に起こしてる。それから展示の一環として、ボクが書いた絵の楽譜を手作りの楽器で演奏したんだ。曲は聴いたコトのないような新鮮なモノばかりだったから、ホントに面白かったよ。構造によっては、キーボードやメロディカで演奏できるモノもある。1曲は実際に聴いてみたらヒドいモンだったけど、数曲はけっこうイイカンジだったね。

なるほどね。で、キミってバンドも2つくらいやってるんだろ?
ああ、 “Snawklor” っていうバンドをやってるんだ。曲の多くが、ボクの演奏する楽器によって作り出される音やエフェクトと、外で録音した色んな音をミックスしたモノ。いつもボクがやるのって、大抵がミニマリズムを重ねて出来たようなミニマル系なんだよね。即興とかはできないけど、あと40年とか経って実際に楽器をちゃんと弾けるようになったら、そういうコトもやり出すかもしれない。そしたら早弾きとかもマスターしてアルバムとか発表しちゃうかも。

もう1つのバンド “Hi God People” はどんなカンジ?
人数の多いバンドだから、年に2回は「もうウンザリだ」とか言い出すヤツが出てきて、解散の危機に陥るんだ。それでも、いつもすぐに元へと戻る。 “Hi God People” もいっそのこと “Menudo” みたいにして、若いコばっかり入れればイイのに……新鮮な血をね。バンドは続いた方がイイとは思うけど、今のメンバーがずっと残り続けるのはどうなんだろうとも思うね。

キミって、ナニもかもオーガニックにこだわってるような印象を受けるけど、それはどうして?
ボクは植物の基本構造からインスピレーションを受けていて、それをもとに彫刻や絵を制作してるんだ。それがボクの作る曲のもとにもなってる。例えば、ジャガイモとハシで楽器を作って、それをキーボードの台の周りに置いたコトがある。ジャガイモがキーボードを演奏してるように見えるんだ。

凝った衣装もたくさん作ってるよね。
いろんなショーのための衣装をデザインして作って12年になるよ、でも今じゃその殆どが展示会用さ。ステージではもう衣装を着ないコトにしたんだ。楽器を演奏してる方がイイかなと思って。そうなるまでになんでこんなに時間がかかったのか、自分でも理解できないくらい。ボクの着てた衣装が大きすぎてギターにもキーボードにも触れなかったっていうライブが何度かあって、そんなときはスモークマシーンに頼りっ放しだったね。

ライブ以外で何か作って欲しいと依頼されたコトはないの? 例えばウェディングドレスとか。
ないね。でも、前にやってたバンドで「結婚式で演奏してくれないか」って頼まれたコトはあるかな。結果は失敗しちゃったけど。ステージの小道具で使ってたゴムのヘビでうっかり花嫁の顔を叩いちゃったんだ。花嫁さんはそれが原因で泣いちゃった。アレは、ボクの人生における最も恥ずかしい瞬間だね。

お気の毒に。それで、キミの今後の予定は?
来年からはインドネシアのジョグジャカルタでレジデンシープログラムに参加するんだ。今スゴく注目されてる場所で、メルボルンからもたくさんの人たちが音楽や個展のために行ってる。パンクシーンもスゴく盛り上がってるらしいから、ボクたちの単調なサウンドが受け入れられるかどうか分からないけど。もしかしたら、そのうち街を追い出されるかもしれない。プログラムの内容としては “子どもたちとワークショップを開く” っていうモノで、今からスゴく楽しみだ。それから、いつかそこで家を借りて、インドネシアに旅行へ来るオーストラリア人のための憩いの場所を提供できたらイイなと思ってる。インドネシアじゃ、家を借りるのにも年間600ドルで済むみたいだしね。

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My dead grandmother’s final wish was to be able to occasionally come back to life as a man and come to parties with me and stuff and I said, “All right but you have to look cool,” and then she has the nerve to show up like this going, “Whaddya say, eh? I told you I could pull it off.”

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