|
|
|
|
|
|
|||||||||||||||||||
TANIA LESHKINAINTERVIEW BY LELE SAVERI モスクワ出身の18歳(そう、18歳!)、タニア・レシュキーナは写真家であると同時にアーティストでもあり、そして学生でもある。モスクワなんて言われても、オレたちにとっては火星に住んでるって言われてるのと同じこと。最近、彼女の作品を発掘したんだけど、たまげた。火星人ってスゴイ才能あるんだね! ![]() Vice:やあ、元気? タニア・レシュキーナ:メチャクチャ疲れてる。今はなんとか卒業しようと頑張っていて、あとは自主作品にも取りかかっているの。今週もずっと撮影づくめよ。
うん。写真のコースを専攻していてもう3年目なんだけど、まだ18歳になったばかりだし、大学の学位とはちょっと違うの。うちの学校によると、私は写真が下手クソなんだって。教授らはソビエト時代に生まれ育った老人たちだから、私のやっていることが理解できないのよ。 ドコからインスピレーションを受けてるの? 経験! “てんかん”って診断される前から写真を撮ったり自己表現をしてきたんだけど、そうね……鬱病とか精神安定剤、病院……とにかく辛い体験をたくさんしてきた。あと孤独も! でも毎日が大好き。本当よ。 学校なんか辞めちゃって働けばいいじゃん。 もし本当に学校を辞めたら、山奥で暮らしてメールなんてほとんどチェックしないわ。 写真を撮り始めたきっかけは? 入院中に両親がカメラを買ってきてくれたの。 今は体調とか大丈夫なの? わからない。自分が病気かどうかすらわからないの。13歳の時から毎日ずっと薬を飲み続けてる。種類はコロコロ変わるんだけど。最初はイアン・カーティスと同じく、カルバマゼピンを飲んでた。とにかく、14歳の頃から自分自身や同じ病棟にいる患者を撮ってたわ。 正直言うと、ボクが一番好きな写真はすべてキミのベッドルームで撮影されたモノなんだけど、なんでソコで撮ったの? ロシアが寒すぎて外に出たら凍っちゃうから? 寒いというか、”灰色”っていう印象の方が強いかしら。太陽が全くあたらないから、私は異常なほど色白なの。たぶんもうすでに気づいてるだろうけどね。モスクワの冬は大キライだから、その時期は他の場所で過ごすのがスキ。凍てつくほどじゃないけど、まるで終わりなくグルグル回ってる感覚なの。あと、日が暮れるのがとても早いから、滅多に太陽が見れない。私はハバロフスクで生まれたんだけど、ソコでは冬のあいだにものすごく雪が降るの。そんな中、ママは私と弟を絵画教室に連れて行ってくれてたわ。ちなみに来月の冬私はロンドンにいるだろうから、パパに感謝しなきゃ。9月から〈ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アート〉で彫刻を勉強するの。 なぜ自分の写真をこんなに撮るのか、疑問に思ったことはない? なんで私がセルフ・ポートレートをメインに撮り続けているのかについてはいろいろ考えたわ。人って、写真の1枚1枚を見て自分を認識したり、自分がまだこの世に存在していることを確認しようとするモノなのよ。中にはカガミとかを信用しない人もいるけどね。時々友達を撮影したりもするけど、ソレだってセルフ・ポートレートだと思ってる。だからと言って、自分のことで頭がいっぱいってワケでもないわ。ほら、女のコっていつも自分の写真を撮るモノなのよ。 ![]()
![]()
|
![]() |
|
|
ARGENTINA | AUSTRALIA | AUSTRIA | BELGIUM: FRANÇAIS/NEDERLANDS | BRASIL | BULGARIA | CZECHOSLOVAKIA | CANADA: ENGLISH/FRANÇAIS | DEUTSCHLAND HOME | MAGAZINE | DOs & DON'Ts | BACK ISSUES | ABOUT |