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GANG OF TWOベルゲンのブルーな月曜日 INTERVIEW BY LARS VAULAR ノルウェーのベルゲンの繁華街をちょっと歩けば、アンタもきっとメイブリット(32)とカール・モーテン(43)の姿を見かけるだろう。2人はダントツで目立っている。それは2人がいつもいつもペアルックの格好をしているから。街でビンを集めている2人は、いつからかベルゲンのマスコットになっている。オレはある日彼らのもとへ行き、チャットで話を聞かせてもらえないかと聞いてみた。それはクソ暑い木曜の昼下がりだったが、カールもメイブリットもその日は2人で決めたブラックのペアルックで全身を覆っていた。オレたちの質問に答えてくれたのはほとんどメイブリットの方で、話を始める前に、週のどの曜日にどんな色のペアルックをする予定でいるかが書かれたメモをオレに見せてくれた。 Vice:なんで同じ色のペアルックなんかやることにしたの? メイブリット:毎日が同じに感じないように、曜日によって違う色を着ることを決めたの。月曜日にブルーを着るのは、月曜日はブルーな曜日だから。火曜日はグリーン。自然を象徴する色で、全てのものには始まりと終わりがあることを意味しているの。そして私たちは2人ともオレンジが好きだから、水曜にオレンジを着るのよ。大好きな色なの。木曜はヘビーな曜日ね。週の真ん中にあるけど、その週がずっと終わらないんじゃないかって気分になるのが、この辺り。だから木曜はブラックを着るの。今日みたいに暑い日でも、他の色は絶対に着ないわ。キリスト教の伝統では、パープルは待つことを意味するの。金曜に私たちがパープルを着るのは、週末を待つことが終わりに近づいているから。土曜は幸せで太陽のように暖かいから、イエローで明るくするの。日曜はピンクで、教会に行く日なのよ。 どうやって生計を立ててるの? ビンを集めて換金してるの。調子のいい週には30ユーロ(約4,500円)くらい稼げるわ。ギャレリー・ショッピングモールからゴーガテン地区やストランドカイエン地区あたりまでがすべて私たちの縄張りよ。この辺のお店のオーナーとは仲良くしてるわ。みんな友達で、見かけたらいつも話をするわね。 他にビンを集めてる人たちとは争いになったりしないの? 中国人はものすごい量のビンを集めるけど、彼らはとにかくビンが欲しいがためにヒドいことを言ってくるから、なるべく避けるようにしてるの。でも、あんまり気にしてないわ、私たちはセレブだから。2002年には国営放送のテレビにも出たし、国中の新聞やラジオ、インターネットでとりあげられたわ。『Kabal i hjerter(心で我慢を)』っていう私たちについてのドキュメンタリー映画がノルウェー中で公開されたこともあったのよ。 映画は観たの? どうだった? カール・モーテン:ダウン症と染色体異常の人はすぐに怒るっていうフレーズと、僕の母親が僕たちのビン集めについて言ったことには頭に来たよ。 メイブリット:でも、それ以外は良かったわ。 カール・モーテン:メイブリットはお母さんと一緒に暮らしてるんだけど、お母さんはメイブリットに、ずっと一緒にいて欲しいと言うんだ。もしくは、同じアパートの別の部屋を借りろってね。それは僕も理解できるよ。母親は厳しくしないといけないときもあるし。だけど、僕たちは結婚したいんだ! 9月28日で婚約して3年経ったんだ。指輪だって手に入れた。結婚資金も貯めているし、一緒にアパートを借りて暮らしたい。誰かが僕らのところへやってきて、なんで同じ色の服を着ながらビンを集めてるんだって聞いたら、僕たちはこう言うよ:「だって愛し合ってるから」 ![]() Photos (clockwise from top left): Tor Høvik/Bergens Tidende; Rune Sævig/Bergens Tidende; Lars Vaular; Rune Sævig/Bergens Tidende; Jan M. Lillebø/Bergens Tidende; Oy Film; Silje Katrine Robinson/Bergens Tidende ![]()
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