DOS & DON'TS




THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE










PHOTOS AND TEXT BY ALEX STURROCK

去年オレは、反社会的行動禁止命令(ASBO)を言い渡された人々に会って写真を撮るため、6ヶ月間イギリスを縦断した。知らない人のために言っておくが、ASBOは社会にとって厄介だと見なされた人に下すものとして労働党が発明。なぜ彼らの写真を撮ろうと思ったかと言うと、当時タブロイド紙が“チャブ”とか“ASBO”の話題で持ち切りだったから、政府に“反社会的”のレッテルを貼られた人たちの本当の姿を探りたかったんだ。元々ASBOは、本当に限定した数だけを特別な場合のみ発令するもののはずだった。しかし、この制度が新聞の1面を飾るようになった途端、政府はまるで宝くじのようにASBOをジャンジャン発令しだしたんだ。オレがこの企画を始めた時、すでに9,800人以上がASBOを言い渡されていた。発令率が急激に上昇してた時期もあったから、あのままいってたら10年後は全国民にASBOが発令されてたんじゃないかって思う。だとしたら、オレはどんな犯罪でもらってたのかな?

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20歳のカール・ウェラムは、リチェット・マトラヴァーズという村に5年間立ち入り禁止の罰を下された。また、地元のパブや酒屋にも入れない。彼は幼い頃に様々な犯罪を犯していたと言うが、ここ数年間は2つの軽犯罪しか犯していないにも関わらず、ASBOを言い渡された。




ビリーはエセックスのダゲナム出身。彼はゴミや家畜を家に溜めっ放しにしたせいでASBOを言い渡された。町の人々が彼の家を掃除した時、ポリ袋で700にもなる20トンのゴミを処分したらしい。


20歳のアダム・ルーニーは今までたった2回の軽犯罪で捕まっただけなのに、双子の兄弟のリアムと一緒にASBOを言い渡された。リアムは現在、ASBOの命令に反したせいで刑務所にいて、アダムの顔は、地元を走る3つの路線バスに大きく貼られている。そのせいで彼は全く仕事に就けない状態だ。この写真を撮った後、またアダムと会う約束をしていたのだが、町に着いた時彼は拘束されていた。


母親と妹と一緒にいる13歳のボビー(左)と11歳のクレイグ(右)。クレイグは地元の新聞の表紙を飾り、彼の名前と写真が掲載されたパンフレットが町中に配られた。彼は道で大人から脅されたり、罵られたりするらしい。