Photo by Hitomi Soeda
『恋愛睡眠のすすめ』は、4月28日(土)シネマライズ・5月19日(土)シネマート心斎橋 より全国順次ロードショー。


恋愛睡眠のすすめ』
監督:ミシェル・ゴンドリー


この映画を観て、夢をコントロールできると言っていた友達の事を思い出した。夢の中で彼は超人なんだとか。逃げるときは超高速で走れるし、空も飛び放題、カメハメ波で街を爆破したことだってあるらしい。「夢を見るのが楽しみなんだよね!」と、彼も嬉しそうだった。だけどある日、「夢をコントロールするのはやめたんだ」と教えてくれた。彼が言うには、夢が面白すぎるせいでだんだん目覚めるのがイヤになり、現実がどうでも良く思えてきたらしい。さすがに彼も、それはヤバイと思ったってわけ。

でも、この映画の主人公のステファンはもっと重症。だいたい途中から夢と現実の区別がつけられてないし。正直、こんな世話の焼ける男を誰が好きになるっていうの? これじゃ、ストーカーみたいじゃない? さすがにストーカーってのはガエルのイケメン効果でギリギリないかな、と思いきや、あれ? ガエルってこんなにキモかったっけ? 彼、パッとしない男の役にも意外とハマってるの。さすがだね! 

もちろん、映像は凝りまくっててかなりカワイイ。ま、監督がミシェル・ゴンドリーだから当然かもね。きっと主人公のストーカーぶりも、この最高にキュートな世界観のおかげでピュアな青年っぽく見せることができてるんだと思う。例えば同じこの脚本を、クローネンバーグなんかが監督したとしたらどうなる? 一気に変態チックなストーカー映画になるハズよ!

今回VICEは、来日していたミシェル・ゴンドリー監督に話を聞くことができた。彼は、みんなが好きなミュージシャンのPVもたくさん撮っていて、そのどれもが複雑で子供のオモチャみたいに楽しい。そんな作品をつくる彼ってどんな人だと思う? 私の予想は、少しとっつきにくいアーティストタイプ。でも実際は、サービス精神旺盛でキュート。そしてかなりオチャメな人だった。彼はその話の後、私たちの写真をパシャパシャ撮り、最後にはパーティーに誘ってくれたの! ほんと親切よね!

VICE:ねぇ、その手に持ってるぬいぐるみ何?

ミシェル・ゴンドリー:
これは僕の新しい友達なんだ!

映画に出てくるゴールデン・ザ・ポニー・ボーイっぽいね。そういえば主人公のステファンは、監督自身がモデルなんだって?

そうだよ、でも僕自身は現実逃避で夢に逃げたりしないけどね。僕にとっての現実逃避は、バーでデートすること! デートの相手は大好きな人より、ちょっとだけ好きな人がいい。そっちの方が男らしくいられるし、デートをうまくコントロールできるから。

理想のデートとかってあるの?

子供のころよく行ってた場所に行く。そうすると安心して自分らしくいられるからね。

“昔はモテなかった”って言ってるのを見たんだけど、今はさすがにモテるんじゃない?

ちょっと複雑かな。別に全くモテなかったわけじゃないしね。今だと僕が監督だってことを怖がって近寄らない子もいるし、逆に監督だということに惹かれて興味を持つ反面、本当に愛してはくれない子もいる。だから難しいところだね。

結構大変なんだね……。話を映画に戻すけど、悲劇的な話やホラーには興味ない?

ホラーは好きだよ。いつか撮ってみたい。

ウソ!? かなり観てみたい! それってゾンビや幽霊が出てくるようなやつ?

いや、どちらかというと、苦悩に満ちたミステリアスな状況にすると思う。守るべきルールがある、いわゆるホラーのジャンルに当てはまる映画は作りたくないんだ。

そうなんだ。でも実現したらかなり嬉しいよ。

それよりも、新しい映画のアイデアが思いついたんだ! ちょっと聞いてくれる?

何? どんなの?

今度の主人公は、有名人でかなりモテモテ。そうだな……たぶん監督か映画スターなんだ。それで彼女がたくさんいる。

イイね!

でも、彼は本当に好きな人を見つけてしまうんだ。例えばその子は漫画家で、しかもちょっとさえない子だったりして。でも、そんな彼女だからこそ好きになっちゃう。あ、そうそう、その主人公の夢の中に何回もステファニーが出てくるんだ。

ステファニー? それで?

夢の中で彼は牢屋に入れられてるんだけど、ステファニーが救ってくれるんだ。そして彼は、彼女のこともだんだん気になり始める。

え? そしたら漫画家の子はどうなったの?

漫画家の子とはなかなかうまくいかず、つい他の子と浮気して後悔しちゃってるんだ。で、ステファニーが現実の世界にも登場して、更にステファンも夢に出てくる。

ちょっとちょっと。何か話が複雑で、分かんなくなってきちゃったんだけど!

ねぇ、この話どう思う? 面白い?

うん……とりあえず良さそう! でも映像にしてくれないとよくわからないな。

VICE STAFF

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It’s OK to not be into fashion but why do you have to be so heavily into not-fashion? You’re like the Karl Lagerfeld of shittiness.

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The scariest thing about this is how common it is. Basically, any grassy knoll in the city is going to have a man a cunt hair away from nude, lying there with his shit out like it’s 28 Weeks Later and he’s the only one left.

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