DOS & DON'TS




THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE







Photo courtesy Starving Weirdos






ブライアン・パイルとメリック・マキレーはカリフォルニア州ハンボルトにあるお互いの家で、7年間もこもりっきりで美しく深みのあるアバンギャルドな音楽を作ってきた。そのあげく、彼らはうっとりするような、ロックともインストともつかない曲がビッシリ詰まったアルバムを未発売のまま何枚も溜め込んでいるのだ。

 だが最近、彼らは思いがけなくサンフランシスコの〈アクエリアス・レコード〉と契約をし、CD-Rをリリース。そのアルバムを聞いた人々は圧倒された。ダブル・レパード、バーチビル・キャット・モーテル、そしてノーネック・ブルース・バンドらに似たサウンドのこのアルバムは、あっという間に世間を魅了した。しかも、驚くことにこのアルバム、結構売れたらしい。というワケで、彼らの奇妙で抽象的な音楽は今後〈JYRK〉、〈ルート・ストラータ〉、そして彼ら自身の〈エイシエストアーゴッズ〉などのレーベルから今後ジャンジャン発売されるらしい。

VICE:アルバムを14枚ほど作ったみたいだけど、どれもサウンドが全然違うよね。いつもどういう形で音楽を作るの?

スタービング・ウィアドーズ:自由、かつ集中的なアプローチを取るようにしている。大半はその場で即興するから、同じ音を二度と作れないっていう場合が多いね。音を拾うために使う道具とか、レコーディング方法とかも常に変えてる。とりあえず録音した音を何層にも重ね、処理をし、それから編集にかかる。まあ、つまり曲が最高になるまでいろいろ工夫をするって事さ。

なぜ今まで曲をリリースしてなかったの?

僕たちは地理的にも社会的にも隔離されてたんだ。レコーディングとか演奏とかに没頭しすぎて、観客に聴いてもらいたいとかそういう事は全然考えてなかった。今でも常にレコーディングをしてるし、まだまだリリースできる曲は山ほどある。

キミたちの音楽ってタージ・マハル旅行団、AMM、そしてMEVとか、誰も聴いたことのないようなミュージシャンに音が似てるよね。

一度AMMの演奏を見たんだけど、人生が一変するほど衝撃を受けた。僕たちはモートン・フェルドマン、アルヴィン・ルシエ、ラ・モンテ・ヤング、デレク・ベイリー、それにハリー・パーチの音楽を凄くリスペクトしてる。

音楽でも料理でもいいけど、良く作るようなレシピとかある?

メチャメチャ濃度が濃いマリファナ。みんなライブの前の3,4日間は何も食べないんだ。で、ショーが終わるとみんなでラーメンと、この質の悪いマリファナを堪能する。

いざとなったらお互いを食べれると思う?

そりゃもちろん。食べるさ。

KAREN CARPENTER
スタービング・ウィアドーズは2月に〈ルート・ストラータ〉よりダブルCD-Rを、3月に〈JYRK〉よりCD-Rをリリース予定。今年は他にもたくさんリリースする予定だからお見逃しなく。スタービング・ウィアドーズの連絡先:starvingweirdos@yahoo.com