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DOS & DON'TS
THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE
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アフリカでは、プラスチックでできた魔法の十字架のネックレスをしていれば絶対撃たれないと言い聞かされる未成年の軍隊がいるらしい。あと、自称“マイケル・ジャクソン”とかいう野郎は子供の目の前で両親を虐殺し、強制的にその子を自分の軍隊に参加させるのだとか。あと、自称“全裸大佐”ってヤツは、銃を向けられると透明になるパワーを持っているというウワサ。あと、南アフリカでは赤ん坊とセックスすればエイズが治るって思い込んでる人達がたくさんいるって話、聞いた? あ、それとジンバブエのロバート・ムガベ大統領は非白人国民に、「白人をみんな殺しちゃっていいよ。ついでにそいつらの土地もかっぱらっちゃいな」って命令したんだってさ。結局、非白人は農業の知識が無いから、かっぱらった土地をどうしていいかわからず全部枯らせちゃったらしいけどさ(前もって計画立てりゃ良かったのに、ムガベ君)。いい話だろ? え、違うって? 聞いて驚け。このただでさえイカレた大陸の「え、ウソだろ?」度が現在、更に急上昇している。実は、ヒトラー髭のムガベ大統領でさえクソをちびらせちまうほど強烈な新独裁者が出現。彼の名はロックンロール(そう、ロックンロール)。彼は死ぬ寸前の処女の血しか口にしないらしい。しかも処女が苦しめば苦しむほど、血がおいしいのだとか。 ともかく、アフリカのこういった連中はみんな漫画のキャラクターみたいだ。例えば、ロックンロールは身長155cm。しかも若干17歳。彼はスーダンの孤児らしく、ウワサによると以下の魔力を持っているらしい:不死身(処女の血さえ飲み続ければの話)、透明になれる(つまんねー)、銃に撃たれても平気(またまた、つまんねー)、空が飛べる(あ、これ新しい)、セックスせずに女を妊娠させる力(こりゃたまげた)、そして『エルム街の悪夢』のフレディのように、夢の中に潜り込んで女をレイプする力(ロックンロールは金正日同様、映画オタクらしく、結構映画からパクッたネタが多い)。 間違いなくこいつの頭は爆発的にオカシイ。だが、実は現在ロックンロール支持者は日に日に増しているのだとか。ムガベ大統領の支配下、国中の畑は殺人キッズの手でメチャメチャに荒らされ、おかげでジンバブエは今経済的にも精神的にもギリギリの状態。だから誰にでもついていくし、よりクレイジーなほどイイ。ちなみに一見発狂した暴君にしか見えないロック(ロックでいい? いちいちロックンロールって書くの面倒臭くなってきた)だが、実は結構まともな軍隊を抱えているのだ。“ロックギター”という名の副官の上に、“ローレンス・ロックンロール先生”という大佐、そして“バイス・プレジデント”副大統領率いる多くの兵卒が彼の指導下にいる。なぜかって? そんなの知るか。たぶんあまりにもブッ飛んじゃったアフリカを更に破壊するには、相当計画的にやらないと無理なんじゃないかな。わかんないけど。ってか、なんでアルコール中毒者の多くはしょっちゅう髭を剃って髪の毛はオールバックか、知ってるか? ほら、答えられないだろ? 答えが見つからない質問ってのもたまにあるんだ。まあとにかく、本題に戻ろう。
国境無き医師団の一員として時間を無駄に過ごしたダン・フレミングというヤツは、ロックンロールに殺されそうになった処女を命がけで救ったらしい。彼はロックンロールに捕まった経験がある数少ない生存者ってワケだ。「彼はもう彼女の血をほとんど飲み干してしまい、あとは死ぬまで放っておく、という状態だった」と、まるで昨日起こったかのようにパニック状態でフレミングは話した。「だがみんなが部屋をあとにする時、最後の兵隊が偶然俺の姿を見つけて、辺りは騒然。彼らはみんな一気に俺を囲み、顔とペニスを蹴りまくった」。ちょうどその時、フレミングはあるウワサを思い出した:ロックンロールはギターを神聖なものだと思い込んでいるらしく、その魔力に怯えているのだとか。「彼はギターが怖いって話をどこかで聞いたから、急いでギターを弾くフリをしたんだ。そしたら信じられない事に彼らは急に震え上がった。あと少しで首を刎ねられるところだったのに、俺がジャーン、ジャカジャカってギターを弾くマネをした途端、みんな大声で叫んで逃げてった。マジで? って感じだったよ」 |