DOS & DON'TS




THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE







Photo by Michael Johansson




フィンランドが生んだバッド・ボーイ・ロックスター、マイケル・モンロー。 1度見たら忘れられないこの顔とウソみたいな名前で、今年でデビュー 24周年なのに、完全に不良宣言。ハノイのモノマネしながらグロリアで ボロ儲けしたジギーについて一言「日本のファンは礼儀正しいからマネ すんだろ?」だって。そんな大人のマイケルだけど、常にフレッシュなこと を求めてやまない。「今回はレゲエだ!」って、自信満々なご様子。それは さすがに無理なんじゃないの?と、コチラの心配をよそに新しいアルバ ムは作るは、5月には武道館公演も控えてるはでさらにメーター上昇 中。Dead, Jail, or Rock'n'Rollな生き様はまだまだ健在!

VICE:新しいアルバムだけど、どう?新しい事とか試してみたりした?
マイケル・モンロー:かなりフレッシュだろ。常にイロイロ新しいことをや ろうと思ってね。特に“The Devil In You”と“Reggae Rocker”はね。この2 つは、Beats and Stylesっていう2人組のヒップホップ・バンドみたいな 連中と作ったんだけど、ヤツらの音はオレとは全く違う世界の音楽だろ? 聴いてきた音楽も違うしな。

じゃあ大変だったんじゃないの?
そう、やつらは、レゲエとかしか聴かないみたいでさ、だからAC/DCとか 何にも知らないわけ。で、まあオレがストーンズの曲をかけたら「オイッ、 コレちょっと相当ヤバいな!」だって。まぁ、そんな感じで始まったんだよ ね。ファンクっぽいドラムを試しにオレが叩いてみて、そこにギターをか ぶせて...っていうプロセスだったな。実際、曲のほとんどはオレが書いた んだけど。あと、“Dear Miss Lonely Hearts”はシン・リジィのフィル・ライ ノットのカバーだね。彼は、オレのヒーローだし。

ヒーローっていえば、ガンズのアクセルと一緒に写ってる写真を見たよ。 「アクセルのヒーロー、マイケル・モンロー」って。
NYだね、それ。89年のDead, Jail, or Rock'n'Rollのプロモ撮影の時だ。

その当時はどうだった?
そうだな、ガンズが人気出てオレはそうでもなかったってことだろ...。当 時はレコード会社とプロモーション方法とかでイロイロ揉めててさ、そり ゃあオレもビッグになりたかったわけだけど、ヤツらのコマーシャルな 方法に嫌気がさしてね。それで結局オレは80年代の終わり頃には業界 では知る人ぞ知るみたいな存在になっていったわけだ。

ROGER YAMAHA
ハノイ・ロックスのアルバム『アナザー・ホスタイル・テイクオーヴァー』は、<ビクターエ ンタテインメント>より発売中。