VICE pictures by Angela Strassheim


世界で一番怖い博物館 ウィスコンシンのディアーシェルターロックに あるこの場所は、ハイになって行くには(オレ がそうだった)、それはもう恐ろしく、例えて言 うのならLSDをやって、ルーマニアにある山 小屋の中で一人ぼっちでシャイニングを観る 並に恐ろしい。名前は石の家と言うが、はっき り言ってうんこ漏らしの館に改名した方が良 いかもしれない。完全にイカレてるが頭脳明 快のアレックス・ジョーダンという名の男が( この順番で)、医大を中退し、タクシーの運転 手になり、弾薬工場で働いたのちに1946年に 造り始めた。それから彼は、ユートピア的な精 神病院をデザインする事に人生を費やし始 めた。その家は、元々ただの家、一般公開の為 に造られたものではないはずだった。この地 域の伝説によると、アレックスは背中に、石を 入れた籠を背負って現在家の建っている丘を 登ったらしい。そう、この男はクソ重い石を背 中に運び、なんの計画も立てずにこの家を建 てたのだ。

展示部分の石の家(彼はこの家を天空の城 かカサデルロチャにしようとも思ったらしい) は、収集物のコレクションだ。アレックス・ジョ ーダンは他人の趣味を完全な形で集めて、大 ざっぱに石の家に詰め込む事にとりつかれて いたらしい。この博物館の中を歩き回るのは、 まるでLSDで彩られたディズニーランドの中に いるみたいで脅迫的な動くロボットと、バカデ カイ海の怪物の彫刻、完全なアメリカ的都市 住宅の模型、そして、何メートルにも及ぶ大量 でヘンテコで不気味な物で飾られている。そ こにあるマネキンロボットのオーケストラの写 真を見てみろよ。おまえにそれを現場で見るの が、どんなに気味が悪いか分かるか?展示室自 体、古い埃の臭いがしやがる。

まぁ、アレックス・ジョーダン自身、オレ(そし て数え切れない数の子供や女の子たち)が、彼 の人生を賭けたコレクションを怖がっているな んてコトを気にするワケがないが、彼は、人々 が家を一目見ようとやってくる事にすごい苛立 ちを感じ、1959年に50セントの入場料を取り 始めた。しかし、逆に入場料を取ることで、人々 の関心を更に引いてしまった。もし見るのに金 がかかるんだったら、ものすごく良い物に違い ないってね。

見ろ、オレは別に、おまえらに石の家に行く なと言っているわけじゃない。行くべきだ。この 家はアメリカで最も珍しい建築デザインな上 に、展示物の量は、おまえらをS.F.小説を読ん でいるときみたいに、知識を頭の中に直接詰 め込まれている気分にさせてくれる。オレがた だ、女々しいだけなんだ。子供の頃は、ハニー ムーナーのオープニングに出てくるジャッキー ・グリーソンの顔が、月にはめ込んであるのを 見るのすら怖がってた位だからさ。そこのおま え、おまえは多分、石の家が気に入るはずだ。

KARL LITE


















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