DOS & DON'TS




THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE







Puffy (sorry, P. Diddy) and Shyne in court. Illustration from AP



シャインに自由を!刑務所の中で冷静に


世界で一つだけカルマを信じさせるものがあるならば、それはラップ ミュージックだ。フィフティーセントは撃たれて爆発的に売れた。行け る所まで行った彼は消える寸前。Ma$eも爆発的に売れて、みんなに 嫌われて、引退した。今度は復活するとみんな騒ぐ。そしてシャイン・バ ロー。彼は爆発的に売れなかったが影響力の大きい曲(“バッドボーイ ズ”と“ザッツ・ギャングスター”)で強い印象を残した。彼がヒット寸前 の所まで来ていたのは確かだった。

1999年、彼とショーン“P.ディディー”コムズを巻き込んだクラブ 発砲事件が起こった。みんなが好きなショーン“P.ディディー”コムズ は弁護士に金をかけてジョニー・コックランに弁護してもらい、シャ インはタウンページに出てるような弁護士を雇うしか選択肢はなか った。その結果、ディディーは問題なく釈放され、シャインは10年の 刑を与えられた。

シャインは、いくつものレーベルが自分との契約を望んでいること など知らずにまじめに釈放を待っていた。デフ・ジャムは前例のない ベンチャー事業をシャインに提案し、現在彼は新しいアルバムを出 し、自分のギャングランドレコードを刑務所の中から管理している( 刑務所の電話から録音された曲もある)。

刑務所の中で教育は受けられる?
シャイン:学習プログラムならあるよ。ここには修士号をとれたヤツ だっている。でも結局、刑務所に入っても更正するヤツなんていな いけどね。人を変えるためにあるんじゃない、監禁するためだけなん だ。億単位の産業なんだ、存在するが誰にも見えてないんだ。俺達 を監禁するためにこんなにお金をつぎ込んでいるけど、犯罪は少な くなっているかい?全然さ。人はここを出てもすぐに戻ってくる。ここ は地獄みたいだ。死んでいるのと同じさ。

あの夜の事件に関して言いたい事はある?
俺は人にモノを教えるのは苦手だ。それは彼らの父さんとか母さん の仕事だ。俺はただ自分が思っていることを言う、そして人がついて きたらそれはそれでいい。ギャングのライフスタイルをカッコ良く見 せようともしちゃいない。だから言う、俺はあの夜クラブで自分を守 っていたんだ。その一ヶ月前に他のクラブで撃たれて、しょうがなく 銃を持ち歩いていたんだ。これだけは言っとくぜ。もし俺があの夜銃 を抜かなかったら、ジェニファー・ロペスは『ジーリ』に出られなかっ ただろう。抜いてなかったらどうなってたか俺には分かる。あいつら はブルックリンから来た本物の殺人者だったんだ。

ハンプトンズ市に住んで、マーサ・スチュワートみたいなヤツらと 遊んで、国で一番いいケツをしたスーパースターと歩き廻るともちろ ん態度がでかくなる...だがそんなことあいつらには関係ないんだ。

70ページへ続く