|
|
DOS & DON'TS
THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE
|
|||
![]() ![]()
その理由は簡単だ!90年代中盤のロンドンを中心としたコカインまみれの音楽業界が、スティーヴの頭を最悪な状態にさせたからだ。彼は権力志向の支配者のようになってしまい、世の中にバンド内のゴタゴタやヘロイン常習に関する噂が流れ、セカンド・アルバムにおけるモダンなR&Bのビートと哀愁を帯びたインディ・ロックの融合という試みも失敗に終わってしまった。やがてバンドは全世界からそっぽを向かれてしまい、さらにEMIに対して150万ポンドもの負債を抱えてしまうという冷たく孤独な結末を迎えることとなった。 その後、彼らは北イングランドへと戻り、自分たちがロンドンという街にレイプされてしまう以前にやろうとしていたことを再確認しあった。昨年ベーシストのリチャードは結婚してかわいい赤ん坊を授かり、スティーヴは美しいファイフの漁村に引っ越した。彼らが生活を見直し、自分たちの頭を冷やすことができたこれらの貴重な期間は、セルフ・プロデュースによるニュー・アルバムの発表へと繋がることになった。これは初期の3枚のEP以降、彼らが作り出すことの出来た最高の作品だ。 バンドの中で一番問題を抱えていたのは誰だったの? スティーヴ・メイソン:それはこの俺ってことになるだろうな。 ファースト・アルバムが最悪な内容になったのもそのせい? スティーヴ:ああ、そうだよ。 今、あなたたちは借金状態で苦しんでるの? スティーヴ:EMIに対する負債が一番深刻だ。 どうやって返済してるの? スティーヴ:CDが仮に12ポンドで売られているとする。そのうちレコード会社の取り分が11.75ポンドで、俺たちの取り分は25ペンス。その25ペンスで俺たちは借金を返していくんだ。 完済できるのを祈ってるよ。 スティーヴ:ああ、ありがとう。 JACK STEEL 新作『ヒーローズ・トゥ・ズィーローズ』はアストラルワークスより発売中。 |