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DOS & DON'TS
THE CREATORS PROJECT - SPIKE JONZE
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だが彼等のユートピアは続かなかった。マットとヘレンは離婚した。バンド仲間としてハグをしても「ウェ〜、気持ち悪い」というどうしようもない気持ち。バンドとして続けようとしたが、愛がなければ始まらない。貴重なロイヤルダイアモンドのように割れ、タワーは3つに分裂した宝石となった。 パットはP.G.シックスというソロプロジェクトを始めた。この3年間、彼は止まることなくこれに集中して今までに2枚のフルアルバムをリリースしている。1枚目のアルバム『パーラートリックス・アンド・ポーチフェーベレット』ではパットはタウンズ・バン・ザントのような昔のアメリカのストーリーテラーが虫眼鏡を透して見るジプシー神話学を語った。 2枚目のアルバム『ザ・ウェル・オブ・メモリー』でパットは海の情緒的な感覚を感じさせてくれる。これは宇宙世界が僕たちを包み込み、大きな空から手が伸びてきてハグされているような感じだ。例えるなら、君がササフラスティーを作っている間にソファの上でペダルスティールを弾く感じの音楽かな。 パットはバンジョーからフォークハープから6弦まで、最近のバンドの奴らが存在すら知らない楽器を弾く。ぺーゲンロックが復活してきている現在で、P.G.シックスは今までいなかったファンを獲得している。パットはハドソン・ヴァリーの神聖なミューズと通信しようとしているらしく気づいていない。「分からない」とパットは流行ってるアバンギャルドフォークに対し語る、「そんなに大した事ないだろ?今になってやっと注目を浴びるようになったが、俺は今までずーっと変テコなアコースティック音楽を好きでやってきたからね、今さら誰が何言ったなんて関係ないだろ?」 MAX ANDRE 『ザ・ウェル・オブ・メモリー』は〈アーミッシュ・レコード〉から発売中。 |