A MAN & ROOSTER

ラグジュアリーとリアルの境界

INTERVIEW BY ROGER YAMAHA



ホテルニュートーキョーこと今谷忠弘。2003年にソロユニットとして始まったホテルニュートーキョーは、現在、彼が指揮をとるカタチでバンド編成が組まれている。先日〈ROSE RECORDS〉よりリリースされた『2009 Spring/Simmer』は、ポップでありながらも“ラグジュアリー”なサウンドで表現されたアルバムだ。今回、VICEパーティーのDJではお馴染みのRoger Yamahaが今谷氏と話をした。Roger曰く、2人で未来を夢見つつもエロトークしながらコーラを飲んでいた頃からの10年来の付き合いだとか。

今日はこの後バイトなんだっけ?
そうなんだよね、4時から。でも昨日の時点で遅れるかもって伝えたら、「じゃあ来るのゆっくりでイイですよ」って言われてさ。だからゆっくりでイイみたい(笑)。ココの近くのベルギービール専門店なんだけど、そこでかれこれもう8年くらいバイトしてるよ。だからお店ではご意見番みたいな存在なんだよね。

そうなんだ。今日のインタビューで訊きたかったコトの1つがバイトのコトだったんだけど。ホラ、音楽だけでメシ食えてる人って今ホントに少ないじゃん。長年続けてコンスタントに作品も出して、さらに売れなくちゃいけないのは難しいよね。
そうだね、難しいね。だからどっちかを辞めないといけないんだなとは思うことがあるよ。音楽を続けるのか、それとも生活の基盤を作るのか。まぁでも、こんなこといったら怒られるけど、オレは実家だからね。

でも、今ちゃんもなんだかんだで音楽続けているよね。そういえば一緒にバンドやっていたのって、いつの頃だっけ?
たしか高校の終わり頃だったかな……大学の時じゃないのは確かだよね。どっちにしても10年以上前にはなるかな。あの時は、なんだっけ……あの駅……そうそう、小田急線の和泉多摩川駅だ。その近くにあった〈八百秀〉っていう八百屋の地下がスタジオになっていて、そこで練習していたよね。しかもスタジオの防音が、八百屋だけに卵のパックみたいなので作られていてさ(笑)。

そうそう、そこを“深夜パック”で借りて練習していたんだよね。そう言えば昨日もちゃんと聴いてましたよ、ホテルニュートーキョーのサンプル。仕事中にずっと流し聴きしていた。
山下はアルバムが完成する前から聴いてくれていたんだよね。出来上がる前に色々相談してて、例えばこういう楽曲だったらこういう音がもっとあった方がイイんじゃないか、みたいなアドバイスをもらおうと思って。もっとスネアはこういう音の方がイイ、みたいなDJならではの意見をね。

でも結果的にはアドバイスした様なカンジにはなってないよね? もちろんそれでイイと思うんだけど。
そう、意見は意見として聞いたよ。なるほどねって。今回のアルバムでは生ドラムにこだわったんだ。バンドを意識してね。ホントはもうちょっと色んなやり方があったと思うんだけど、ドラムにこだわったコトで全体の質感としても、なんか湿ったカンジがアルバムに表れていると思う。

4曲目も生ドラムなの?
そうそう、生ドラムだよ。

ドラムはスゴいよね。聴いててスゴいなーって思ったよ。
ドラムはたぶん日本一。あんな人はちょっといないかな。レコーディングでも練習してる訳じゃなくて、その日に初めて聴く曲を別にイントロも終わりも何も決めずに自由にひたすらやってもらって、それでその音を録って後で編集したんだよね。

前に“ホテルニュートーキョーではなにを担当しているの?”と訊いたことがあったけど、確かその時は「音楽監督的な存在だ」と言っていたよね。
そうそう、大して何もしてないんだよね。みんなに演奏してもらって、それを録って、後でその音をすべて編集し直す。まず最初にみんなのためにデモを作って、“こんなカンジでやってください”みたいに伝えて演奏してもらうんだけど、デモを作った時に想像していたカンジを軽く凌駕したモノを返してくれるんだよね。

じゃあ人選の段階でもかなりこだわっていそうだね。
そうだね、そこはかなり力を入れている。古くからの付き合いの人も多いかな。古くからの仲の場合、聴いてきた音楽や共有してきたモノとかが多いから、安心できるっていうのもあるね。

キャッチボールで増幅させたモノを最後にまた編集する。
そう。最終的にはとんでもないことになることもあるけど、それはそれで面白いところで。だからやった本人たちもあんまり自分でやった感覚がなくて、でもそれが逆に面白いからやってくれているのかもしれない。「アレ、こんなのやってたっけ?」みたいに、聴いてビックリする。それから、今回はエンジニアの池内さんの存在も大きいかな。ここまで自分の枠にピッタリハマる人は初めてだった。池内さんのスネアの作り方はカンペキ。4曲目がもしブレイクビーツっぽく聴こえたとしたら、それは池内さんマジックだね。

アルバム全体としては“今まで聴いたり読んだりしてきたコトをちゃんと反映させているよ”っていうのをちゃんと出していたカンジがしたな。普通だったら、そういうトコはひねくれて出したがらないじゃん。好きなモノをそのまま出すなんてさ。
そうかな? オレはもうちょっとハードコアなトコもあるよ(笑)。まぁ、その出し方を変えているってコトで。

そして全体的にポップに仕上げてるところもスゴいなって。
そこは狙ってそうしているからね。がんばってポップにしているんだ(笑)。より多くの人に聴いてほしいからね。

なんかタイトルもスゴいよね。それぞれこだわりがあるの?
もちろん音楽好きの人にも聴いてほしいんだけど、それ以外の人たちにも聴いてほしいから、例えばファッション業界の人、建築業界の人、他にも色んなカルチャーを創造している人たちとか。だから、そういう人たちはどうしたら引っ掛かるかなと考えるんだ。だから、タイトルを読んでニヤッとしてもらえればイイかなと。

なるほどね。今回制作にはどれくらい時間がかかっているの?
スゴくかかっているよ。レコーディングも月に何回かやって、編集して、出来て、でもなんか違う、というのを繰り返してるんだ。だからボツになった曲も多いんだよね。

じゃあ、「ああ、ダメだなぁ」とか「イイの出来たなぁ」とかそういうのが長期間あって、その生活の記録みたいなモノなのかな?
ある時は、完成したはイイものの、リズムがこれだけイイならもう少しイイのが出来るだろうと思って、リズムだけ残して他を全部替えちゃったこともある。そんなことを繰り返して研究した結果、“ラグジュアリー”なモノが出来た(笑)。

その長い製作期間のあいだに“こういうのがイイなぁ”みたいなイメージはあったの? 例えば、その時聴いていた音楽とか。
実は音楽はあんまり聴いていないんだよね。あっ、映画は観てるよ。映画から得るモノの方が大きいから。だから音楽を聴くのよりも、YouTubeなんかから面白いPVを探して観ているカンジ。音楽を聴くのもイイんだけど、音質や世界観にしか興味が湧かなくなってきているんだよね。

映画は映画館で観るの?
映画館でも観るし、家でDVDでも観る。そうだ、ハーモニー・コリンの『ミスター・ロンリー』のサントラは良かったね。今回実はもう1つアルバムを同時進行で作ってて、そのテーマが映画のサントラだったから、色々とサントラを聴いていたんだ。でも次のアルバムがサントラの様になるかはまだ分からない。

話しが変わるけど、音楽をやろうと思った時に人は住みやすい場所へ行くっていうのがあるけど、今ちゃんが祖師ケ谷大蔵にいるのはこだわりなの? それとも実家だから?
やっぱり音を気兼ねなく出せるからね。

今ちゃんの部屋って居心地いいよね。ネコがいたりして。
だってオレ、サンレコ(Sound & Recording magazine)の取材がいつ来てもイイ様に部屋の掃除をして準備しているから(笑)。ステータスだからね、サンレコで紹介されるのは。

まぁ、決して“ラグジュアリー”な環境っていうワケではないけど居心地はイイよね。

ホテルニュートーキョーのニューアルバム『2009 Spring/Simmer』は〈ROSE RECORDS〉より発売中。
http://www.sokabekeiichi.com/
http://www.hotelnewtokyo.com/

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Only lesbians and nerds are into Lara Croft. If you are a truly healthy heterosexual male you should have a gray, furry boner right now because this piece of perfection makes you feel like an evil wolf. Sorry to sound so rapey. Of course consent is a big part of it, but truth be told this is a lot more appealing to men than some “kick ass” chick that does a backflip and then shoots the head off a rattlesnake.

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America needs to take a cue from Japan and get some more theme bars going. Imagine a hospital one where Nurse Beer here brings you a round every 30 minutes or so, holding it up like it’s the cure for all your ills (which it is).
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