TEXT BY TOMOKAZU KOSUGA
オレは “ケチクサイ構造をした食いモノ” と “どうやって食ったらイイかが分かりにくい食いモノ” がニガテだ。ちなみに “ケチクサイ” ってのは、例えば具の入ったパンとかで、その具が全然入ってないモノのコトな。その2つの条件を見事クリアした食べモノとして、《チョココロネ》を挙げるコトが出来る。
あの、巻き貝のカタチをした練りチョコ入りのパン。パン屋によっては練りチョコを奥までキチンと詰めきれてなくて、後半はただのプレーンパンになってるケースも。アレほど残念というか、虚しくなる瞬間はない。じゃあどうすればチョココロネをバランス良く食い尽くせるかを考えるワケだが、もはやそういう計算をするコト自体が虚しいんだよ。なにからなにまで中途半端で残念すぎるチョココロネ。
フォトグラファー・相澤心也は、そんなチョココロネのイメージ回復に努めている。彼が撮っているフォトシリーズのタイトルは「Cornation」:「cornet nation」と「coronation」と「(チョコ)コロネ」という3つの意味を合わせて造った彼の造語だ。そして本シリーズに登場する巨大な造形物こそ、他でもないチョココロネってなワケ。彼は “チョココロネの王位復活を目指す” というコンセプトでこのシリーズを制作している。
たしかにこうして改めてチョココロネをマジマジと観てみると、フシギなモノだったってコトが分かる。まあそれでもオレにとってはトラウマの多い食い物には変わりないけどな!

















彼のコトは以下のページでチェック
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