写真展『Now I Remember』が出来るまで
TEXT AND PHOTOS BY KAZUYUKI MATSUSHITA
EDITED BY TOMOKAZU KOSUGA
3月12日 アフターパーティー
12日の深夜、青山の〈Le Baron〉でアフターパーティーが開かれた。DJとして、Todd/JR/Aaronの3人が参加。他にもKeiichi Nittaや、《T19》のAkeem The Dreemが参加してくれた。
このパーティーで誰よりも飲み、誰よりも楽しんでいたのがSpanky。それだけに、後半は席でずっと寝込むほど。パーティーも終わって帰ろうって頃にようやく彼を起こせたんだけど、起きるや否や、お気に入りのラジカセを抱えて音を鳴らし始めたから、もうみんな爆笑だった。

Jerryに抱えられながら会場を後にするSpanky。その首にはなぜかレイが。
3月14日 最後の夜
帰国前日の夜、最後のディナーをした。お馴染みの濁り酒はもちろんのコト、ウマい酒と食事に終始満足顔のみんな。この日の日中、彼らは渋谷/原宿近辺まで買い物に出かけたらしいんだけど、その時に8人中4人が同じタトゥーをウデに入れたらしい。下の写真がソレ:“ガッチリと握手するイラストのタトゥー” 。
- Spankyの右ウデに掘られたタトゥー。
- Curtisのウデにも。
ディナーの後は、みんなでカラオケに。朝の3時過ぎまで最後の夜を楽しんだ。ちなみに、オレが歌った沢田研二の曲「TOKIO」をSpankyが気に入ってくれたらしく、帰り道も彼はサビを口ずさんでいた。

カラオケ前に寄ったバーで上機嫌のTodd。

JRが、この日のカラオケの主役だった。
3月15日 出発の朝
JerryとSpanky以外の6人が帰国する日だ。JerryとSpankyの2人はこの後、中国でスケートの仕事があるみたいだ。 NY行きの便は成田発11時と早いため、渋谷から早朝7時のリムジンバスに乗る必要があった。ホテルのロビーで6時に待ち合わせをしたオレたち。前日の3時過ぎまで騒いでいただけに、ちゃんと起きてくるか心配だったワケだけど、予感は見事的中。なんと全員がホテルのロビーに揃ったのは、バスの出発15分前! ホテルからバス乗り場まで、歩いて15分かかる。必死でタクシーを捕まえ、みんなを詰め込み、出発2分前には乗り場に到着。なんとか間に合わせるコトが出来た。だけど、タダじゃ済まなかったみたいだ:Tinoは濁り酒の一升ビン(中身はカラ)を片手にロビーに現れたんだけど、バスに乗る瞬間、自分の荷物にスケボーがないコトに気づいた。だけど時すでに遅し。泣く泣くスケボーを諦め、帰国したってワケ。大事なスケボーよりも一升ビン……。やってくれるよな! この時の状況をみんなにも写真で見せたかったけど、とにかく大慌てだったモンで、残念ながら写真はナシ。
そういえば、バス乗り場に向かうタクシーの中でTinoがこう言っていた「昨夜、渋谷のどこかにグラフィティを残した」と。詳しい場所を聞かなかったらドコに書いたかは分からないけど、いつか渋谷の街でそのグラフィティを発見した時、彼らと過ごしたこの数日間のコトを思い出すんだろうな:“Oh, Now I Remember!” ってさ。■




