写真展『Now I Remember』が出来るまで
TEXT AND PHOTOS BY KAZUYUKI MATSUSHITA
EDITED BY TOMOKAZU KOSUGA
3月12日 取材とオープニングパーティー
時間が経つのは早いモノで、とうとう写真展『Now I Remember』のオープニング当日の朝を迎えた。と言っても、オープニングパーティー前にはメディア数社による5時間もの取材が控えている。
この日も、昼過ぎには彼らのホテルまで向かったオレ。するとどうだろう、ホテル前に到着したタイミングでアーティスト8人全員が出てきたんだ! “なんでそんなコトで驚くんだ?” と思ったキミ。外人のアテンドってのは、時として日本人の常識が通用しないモンなのさ。とにかく、全員が遅刻せずに揃って出てきたその光景にオレは感動したってコト。

ホテル前に集合する彼ら

久々のお酒で二日酔いのCurtis

朝からアイスで笑顔いっぱいのTodd

前日に自分の名前を描いたカベの前でポーズを決めるNeckface
みんな知ってるだろうけど、Neckfaceが取材で写真を撮られる時、その素顔を出すコトはない。そんなワケで、当然今回の来日に控えて、顔を隠すタメのマスクをたくさん持参してきた彼だが、この日はうっかりホテルに丸ごと忘れてきてしまったんだ。そのコトに気づいた頃には、もはやホテルもはるか遠く。そんなワケで、急きょ近くのコンビニでゲットした花粉対策用の《立体マスク》で変装したNeckface。ハッキリ言って全然イケてないけど、彼ならコレもアリってコトで。取材をする頃には長旅による疲れを見せだした彼らだったけど、それでも持ち前のパワフルさと陽気さで取材もウマくコトが運んだ。

立体マスクで取材を受けるNeckface

雑誌の撮影を見守るAaron

Aaronの提案で、集合写真は組体操スタイルで行なうコトに。
そういえば、ホテルまで迎えに行った時にAaronがどうしても〈ビックカメラ〉で買いたい物があると言うモンだから、 “取材には遅れない” という約束の下、Aaron/Jerry/Spankyの3人が〈ビックカメラ〉に行ってきた。そうして買ってきたのが、下の写真のラジカセだ。Aaronがどうしても買いたかったのがこのラジカセで、Spankyはこの日、肌身離さずこのラジカセを抱えて音を鳴らしていた。彼は、ラジカセで聴くタメのカセットを大量に持参してきていたから、どうしても欲しかったみたい。

みんなのイタズラ書きで埋まったラジカセ

ラジカセ片手のSpanky、その傍らにはたくさんのカセットテープが
パーティーと濁り酒
ToddとTinoが来日した初日、ホテル近くの居酒屋で2人とゴハンを食べたんだけど、その時に2人がオーダーしたのが “濁り酒” 。来日中、とにかく彼らは濁り酒ばかりをオーダーしていたよ。そんな話をオレの彼女にしたら、なんと実家から期間限定の濁り酒《もろはく》の一升瓶を取り寄せてくれた! コレを2人に見せた時の喜び様と言ったら、ソレはもうスゴかった。当然、オープニングパーティーの時には一升瓶を開けて盛り上がったよ。

濁り酒に満足顔のTino

濁り酒を飲むSpankyとJerry。Spankyは複雑な表情をしているが、この後にもお代わりしていたから恐らく気に入ったんだと思う
オープニングパーティーには本当に色んな人が駆けつけてくれて盛り上がった。と言っても、オレは終始会場をバタバタと動き回ったり写真を撮ったりで忙しかったから、 “みんなで乾杯!” なんてのには付き合えなかったけどね。

Aaronと、フォトグラファー・Keiichi Nittaのツーショット

みんなのテンションも最高潮に
この続きはPart.3で。
写真展《NOW I REMEMBER》
3/13(Sat)~3/22(Mon) at STITCH TOKYO
Artists:
Todd Jordan, Kevin “Spanky” Long, Jen “JR” Reynolds,
Jerry Hsu, Curtis Buchanan, Tino Razo, Neckface,
Aaron Bondaroff
本展を記念して製作された全部で9柄のT シャツと
写真集は、現在〈VICE SHOP〉で購入可能だ。




